Basic of P2-Protocol
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 P2-Protocolのコミュニケーションは、双方向のデータのやり取りですが、コントローラ(Control device)対デバイス(Controlled Device) という立場がはっきり分かれており、すべての情報のやり取り、タイミングなどの主導権はすべてコントローラ側にあります。
簡単に説明すると、「コントローラはデバイスに対して命令を出し」、「デバイスはその命令に必ず答える」という明確な 主従関係にあります。
たとえば、コントローラが「走れ!(PLAY)」と命令するとデバイスは「はい!(ACK)」といって走り出す、ということです。

これは、タイムコードデータの受け渡しについても同じルールで行われており、あくまでもコントローラが 「今何時だ?(Current Time Sense)」と聞いたことに対して、デバイスが「1時20分です。(Time Code Answer)」 と返答を返すということで成り立っています。


したがって、よくシリアルタイムコードと言われているために通常のタイムコード信号(LTC)やMIDIタイムコードのように VTRなどのデバイスが走れば自動的に垂れ流されてくると思われがちですが、それは大きな間違いです。
実際にはあくまでもコントローラがリクエスト(Sense)しないとタイムコードデータは通信回線上にはまったく出てはきません。
よって、タイムコードデータをどれだけ正確に、いつ得るかというのもコントローラがどういうタイミングでリクエストするかに かかっているということになります。


Time Out
デバイスは、コントローラから命令を受け取ってから10ms以内に返答を返すというルールがあります。
これは、1フィールド内に返答が得られることで正確な編集作業を保証するために決められています。これをTime Outと言い、 コントローラは、この時間が過ぎても返答が得られない場合、相手が接続されていないと判断してよいということになっています。

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