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Q: - Pro Toolsのマシンプロファイルってどーやって作るの?

Product : ProTools|HD
Category : Machine Control/9-Pin Serial(Deck control mode)/Track Arming


マシンのトラックアーミングプロファイルの作成方法については、DigidesignのサイトからダウンロードできるMachineControl ガイド v2.0 (日本語版)に書かれていますが、Pro Tools Ver.7.3で追加された項目や、正しく作るための注意点など含めて解説いたします。

  1. トラックアーミングプロファイル作成ウィンドウ
    設定メニューのトラックアーミングプロファイルを開きます。

  2. 元になるマシンプロファイルを選ぶ
    実はこれが一番重要で、取り説をみても十分な説明がないために「自分でプロファイルを作ってみたが、どうしてもうまく動かない。」という結果につながっています。
    まずは、ターゲットマシンに一番近い機種を選ぶということが基本ですが、実際にはマッチするマシンプロファイルが見つからないために新しく作成する訳ですから、“何をもとに”、“どこを直せばよいか”を理解することが必要です。

  3. 実例
    ここでは、私が実際にPanasonicのAD-HD1700用のプロファイルを作成した手順と理由をもとに解説いたします。
    AJ-HD1700は、DVC-Pro HD対応のデッキでデジタルオーディオトラックが8CHあるため、最初SonyのSRW-5000のプロファイル(デジタルオーディオトラックが12CH)をもとに表示トラック数を8CHにアレンジして作成しましたが、うまく動きません。本来、プロトコル上はこれでも動くはずなのですが、原因はAJ-HD1700が3 bytes data構造のコマンドを受け付けないことにありました。
    この落とし穴には、2つの要因が重なっており、一つはPanasonic側の上記の問題、もう一つはトラックアーミングプロファイル上の表示トラック数を変えても実際にPro Toolsから出力される"Edit Preset command"のデータ長は変化しない(元のマシンプロファイルで設定されているものに依存する)ということです。
Edit preset : 3byte data format
D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0
byte-1 ASM Ins V TC A2 A1
byte-2 DA8 DA7 DA6 DA5 DA4 DA3 DA2 DA1
byte-3 DA16 DA15 DA14 DA13 DA12 DA11 DA10 DA9

最終的には、Generic2(2bytes data command)をもとに、下記のような単純なトラックマップを作成することで難なく動作しました。

Pro tools Machine profile : AJ-HD1700
Track No. 1 2 3 4 5 6 7 8
Output bit DA1 DA2 DA3 DA4 DA5 DA6 DA7 DA8

Pro Tools Ver.7.3にてデフォルトで組み込まれているマシンプロファイルの"Edit Preset command"バイト数は、こちらでご確認下さい。この中からまず適正なものを選んで必要なトラックマップを作成しましょう。


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