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Q: - シリアルタイムコードでPro Toolsを同期かけても、戻した音が数フレームずれる

Product : Pro Tools
Category : Synchonize


最近よくこのような症状を耳にしますが、まずは下記の状態で使用していることを確認して見てください。

- Pro Toolsのマシンコントロール設定を9-Pin Serial(デッキコントロール)モードで使用、 シリアルタイムコードONとしている
- VTRとPro Toolsの9-Pinコントロールが直接制御されている
- VTRとPro Toolsは同じビデオリファレンス(B.B.)で同期している

上記の条件を満たしているにもかかわらず、戻した音がずれてしまうという場合は、 Pro Tools|HD 7.3から初期設定-同期に 「タイムコードにロックするまでのディレイ」という項目が追加(用途変更)になっており、 この設定によって補償するこ とができます。

この設定は、Pro Tools|HD 7からシリアルタイムコードによる同期における動作シーケンスが変更になったことによって追加 されました。
変更された動作シーケンスとは、ポジショナルリファレンス=シリアルタイムコードとしたときのロック(RUN)条件が9-pin 経由のステータスアンサー中のサーボロックステータスを元にRUNが実行されるというものです。

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、簡単に言うとVTRがPLAYで走り出してサーボロックがたてば完全に安定PLAY だとみなして、Pro Toolが自走モードに切り替わるというものです。
これは、同じリファレンスビデオ同期で動いている以上、VTRもPro ToolsもPLAY走行している間はタイムコードも位相もずれ ない、という条件に基づいています。

しかし、実際にはVTRからサーボロックステータスが返ってきても、PLAY立ち上がり時にまだ安定しておらず、さまざまな条件 でタイムコードがずれてしまう(飛んでしまう)ということが起こる機種があります。
このような症状は、通常1秒くらいでは落ち着くので、「タイムコードにロックするまでのディレイ」に[30] フレームくらい入れ ればサーボロックステータスが返ってから1秒様子を見てRUN状態に移行するようになり、回避することができます。


これを設定しても、どこかで走行中にタイムコードがずれてしまうという場合には、VTRとPro Toolsが違う同期源で動作している か、それ以外の原因を探る必要があるでしょう。

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