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Q: - Sync Generatorを持っていないがVTRとPro Tools + Mojoを同期かけて運用したい
Q: - 画音一緒にキャプチャーしたのに尺が合わないことがあるのはなぜか?

Product : Pro Tools
Category : Synchonize


このようなシステムで仕事をする以上は、安いものでもSync Generatorは設備するべきとは思いますが、 普段は音楽しかやらないとか、リファレンスとは非同期のDVDから取り込む必要がある場合など次のような接続を行って 映像、音声を取り込むことで問題なく作業が出来、後々のスタジオ内での処理でもトラブルなく進めることが出来ます。

システムの基本は、 「同期源を統一すること」 にあります。

このようなケースの場合、Pro ToolsすべてのリファレンスをソースとなるVTRにしてしまうことでシステム自体が 同一の同期源でロックすることになります。
具合的には、下図のようにVTR(またはDVDなど)のビデオ出力をMojoのリファレンス入力とビデオ入力に分配 (または、ビデオ出力1、2があればそれらをそれぞれに接続してもよい)して接続します。

次にMojoのビデオ出力をSync I/Oのリファレンス入力とビデオ入力に接続します。

セッションセットアップでは、クロックリファレンスをビデオリファレンスまたは、ビデオ入力に設定します。
これによって、キャプチャー時にはビデオ、オーディオのレコーディングに基準クロックはすべて入力ビデオ信号から生成され、 同期する状態になります。また、編集、ミックスダウン時はMojo自体がシステムのリファレンスとなって動作することになります。

このように接続および設定してキャプチャーおよび作業をしていけば、きちんとリファレンスの整ったスタジオへデータを移しても 問題ないですし、「音と映像の尺がどうもずれる」といった問題も起きなくなります。

画音一緒にキャプチャーしたのに尺が合わないことがあるのはなぜか?

では、なぜ同時にキャプチャーした絵と音の尺が合わなくなったりするのでしょうか?

どんな映像機器でも録画時には入力のビデオ信号にロックしなければならず、これはMojoを用いたキャプチャーでも まったく同じです。
よって、ちゃんとリファレンスを引いたシステムであってもキャプチャーソースとなる再生機がそのリファレンスと非同期だと、 映像はあくまでも再生機のスピードにロックし、オーディオはリファレンスにロックしてキャプチャーされていきます。
これらはもともと非同期(スピードが違う)なわけですから、ファイル化されたものの時間(長さ)が違うものになってしまい ます。

Pro Toolsのビデオエンジン(Mojoのキャプチャー処理)と、オーディオのレコーディングの処理とは別々のタスクが平行して 動作していると考えてください。
ビデオ側の処理はあくまでもMojoなどのビデオインターフェイスからの信号を元に処理されており、オーディオの処理は Sync I/Oに入力された信号を元にセッションセットアップ内のクロックリファレンス設定に従って動作しています。
よって、ビデオをキャプチャーする場合には、入力ビデオに同期した信号をクロックソースに設定しない限り、 ビデオとオーディオの関係は保証されないということになります。

これらのことを考えて、通常設備するSync GeneratorからのB.B.同期のとられたシステムで非同期のDVDなどをきっちり キャプチャーできるようにするには下図のようにシステムアップすることをお勧めします。

このようにシステムアップしておけば、セッションセットアップのクロックリファレンス設定を
- 通常のリファレンスに同期したVTRから起こす場合には、リファレンスビデオ
- 非同期の機器から起こす場合にはビデオ入力
と切り替えるだけで、正しくキャプチャーすることが出来るシステムになります。

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